LAKOTA/平原インディアン・ラコタ族(スー族)Quillwork・クイルワーク・ブレスレット 100032

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アメリカの平原インディアン…ラコタ族のアート&クラフト品です。サウスダコタのローズバット居留地近くのトレーディングポストで買い付けてきましたハンドメイド品となります。

ラコタ族は近年はシルバージュエリーを作るアーティストも出ていますが、本来の彼らの古来からのアートワークとしてはビーズワークやクイルワークや革工芸などが挙げられます。

アメリカ大陸に渡ってきた渡来人がインディアンとの交易によってビーズを持ち込む以前は、ハリネズミの針を自然の染料で染色して作った【Quill/クイル】を用いて皮革などに直接刺して巻きつける方法…クイルワークで、自身の衣服や道具・・・神具に装飾をしていました。

そのデザインや色合いなど、そのすべてに意味があり、メディスンがあり、神秘に溢れています・・・・

染められる色も、基本的には彼らの信仰の象徴であるメディスンホイールの黒・赤・黄・白…
それにファザースカイの青に、マザーアースの緑、そして自身の精神性を高めるカラーの紫。この7色が主に使われます。

ただ、染める段階で現れた中間色…ピンクやオレンジなど、自然の神秘から生み出されたカラーとかも好んで用いられたり…
その昔は黒は自然な染料では出せなかった色(ナバホラグでも毛糸を染める際に同じ事がいえます)なので、いろんな色を混ぜ合わせて近い色にしたそうです。

仕事柄これらをアートワークとして紹介してますが、サンダンサーとしてこれらは神具というか、祈りのための道具やパーツであり、ただのアクセサリーとしてだけの意味より深いものがそこには込められています・・・・

ただ、彼ら・・・主に彼女たちも、生活のため・・・・
部族の文化を次の世代につなぐためクラフトをしていて、世界中の同じハートを持った人たちに自分たちのクラフトがつながることを望んでいます・・・・

平原インディアンの世界観が感じられることかと…

トライバルアート…スピリチュアルアート…
そして御守りとして…


こちらはベースの硬い革はバッファローのローハイドで、それにクイル(ヤマアラシ・ハリネズミの針)を巻いた伝統工芸のブレスレットになります。カラーはブルー&パープルがメインカラーです。
ブレスレット本体は幅6mm、ぐるっと一周170mmくらい、革紐で調整できます。
(若干の誤差はご了承ください)

※クイルは水にとても弱く。水に付けてしまいますと、真直ぐに戻る習性があります。自然のものですのでご了承下さい。

シルバーのインディアンジュエリーももちろんいいけど、こういった平原インディアンの伝統的なクラフトも、是非チェックしてみてくださいね〜〜

※暖色スポットライトの店内にて撮影しています。お使いのパソコン環境によっては、色合いが多少異なる場合がございます。予めご了承下さい

クイルワークは潰したハリネズミの針で籠のように編んだもので、接着剤とかも使ってないはずですので、乾拭きくらいしかお手入れは出来ないと思います。
基本的に平原インディアンは住居であるティピ含め、革や木…自然に還る素材で、永遠に残る、残す…所有するという価値観ではものを作ってこなかった時代からの名残りというか、そういう類のクラフトアイテムとなります。ビーズワークもそうですが、引っかかってほつれるとバラバラになりますし…日本の絹の繊細な着物や、焼き物とかもそうかと思いますが、伝統工芸とはそういうものかな…と。

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