1900年代ビンテージ/ナバホ族伝統工芸NAVAJO Rug・ナバホラグ・チェロ(羊毛の織物)【Ganado Red】 18MY64

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こちらはナバホ族の伝統工芸品でありアート作品でもあるナバホラグです。

この特徴的なレッドのカラーリングのものは【GANADO RED】と呼ばれ、今ではまさにナバホラグのカラーリングと言えばこの赤・白・黒&グレーのラグやデザインを想像する方も多いかと思いますが、ナバホラグの創生期では、羊の毛の色の白・黒・茶の自然の色しかなかった中、18世紀後半にナバホのガナドという街にトレーディングポスト・交易所ができ、その時に赤い染料が持ち込まれ、当時はこのレッドはとても衝撃的なものとして受け止められ、彼らの生活の中に・・・アートワークに・・・・どんどん溶け込んでいき、現在ではまさにナバホの定番的なカラーリングとして広く認知されています。

大き目のラグで、大胆な幾何学模様とナチュラルな色彩のコンビネーションで織られてます。

同じ<ガナドレッド>のカラーリングでも、作り手によってデザイン、外環のデザインも異なるので、作者の個性や世界観も個々に違うのも魅力のひとつです。

こちらは1900年代のビンテージのオールドポウンです。アメリカのニューメキシコ州ギャラップのトレーディングポストにて見つけてきました。ブラックの染料がまだ無く、あくまでも濃いこげ茶色だったり、赤の染料も発展途上の時期ですので毛糸の染めムラが作品に反映されていて、そこもまたビンテージならではの魅力かと思います。
グレーの部分も、羊たちのナチュラルな毛色で・・・・それがいい感じにグラデーションとなっているのも特徴的です。

また、ビンテージ品のため独特のエイジング感・・・・経年が感じられ、4隅も含め、ところどころダメージもあります。
新品ではなく、時代を受け継がれてきた中古のビンテージ品であることをご理解ください。

サイズは151x89cmくらいです。100%ウールです。
こちらは太めの毛糸で織られたラグウエイトの作品です。
大きさもあり、ずっしりとした重量感もあるので 敷物としてはもちろん。額装したり、マジックテープなどで壁に飾ってもステキな作品です。



ナバホラグとは>>>>
羊を放牧しながら飼うことから始まり〜その羊の毛を刈り取り、ウールの毛糸を紡ぎ〜そのナチュラルな毛糸を植物などで染色(たとえば赤はたまねぎの皮、グリーンは野草を使って、黒はその野草を煮込んだものに何度も何度も染色して・・・などなど)

その過程を経て、やっと織り始めるわけですが、オルテガのように機織り機などは使わず、木やホーガン(ナバホ族の住居)に横木をわたし、縦糸を張って、そこに専用の自分たちで作った櫛を使い、ひと織りひと織り丁寧に仕上げていく・・・・

とにかく、羊を育てるところから考えたら、長い年月をかけてひとつの作品を仕上げています。

ナバホ族のグランマが織る姿は、祈りにも似ていて、特に腕の立つひとを<スパイダーウーマン>と、敬意を持って呼んだりもします。

「ナバホラグ」の存在はその製作過程のストーリーや織り込まれるデザインの神秘性も加味され、世界的にも大変有名な伝統工芸です。

※暖色スポットライトの店内にて撮影しています。お使いのパソコン環境によっては、色合いが多少異なる場合がございます。予めご了承下さい 。
また・・・・それなりに高価な品でもありますし、その繊細で緻密な手仕事はやはり直に見てほしいと思いますので、気になる方は是非リトルクラウド店頭にお越しください。
遠方だし、時間も無いし・・・・って方。ぼくのセレクト眼を信頼して通販で注文してください(笑)

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